2013年01月07日
新年あけましておめでとうございます
静岡市の小中学校は、前期後期の2期制を取っています。駒形小学校では、前期後期をさらに二つに分け、四つの区分としています。4ステージ制と呼んでいます。
この1月からは、1年の最終ステージ、第4ステージが始まりました。
今年度、子どもたちには、1年間の取組をお城づくりに例えて話してきました。
第1ステージでは学校生活のルールやマナー、学習の仕方をしっかりと身につけ、基礎を築きます。お城の石垣づくりです。
第2ステージでは、石垣の上に建物を築きます。基礎の石垣がしっかりしていれば存分に立派なお城を築いていけます。基礎が十分でなければ大急ぎで基礎固めをして、建物作りを進めます。
後期、第3ステージは高める時で、お城をより高く、立派にします。
さて、第4ステージです。第4ステージでは、築いたお城の点検をします。直す部分はないでしょうか。付け加える部分はないでしょうか。磨く部分はないでしょうか。そして、自分のお城を見上げて考えてほしいのです。自分がこの1年間にしてきたこと、身につけたこと、支えてくれた人たちの存在、感謝などなど。また、このお城を基に、次に何をしたいのか…。
絵本『おおきくなるっていうことは』(中川ひろたか文/村上康成絵/童心社/1999年刊)に、こんな一文があります。
「おおきくなるっていうことは/おもしろいことが/どんどん みつけられるってこと」
「おおきくなるっていうことは/じぶんより ちいさなひとが/おおくなるってこと」
「おおきくなるっていうことは/ちいさなひとに やさしくなれるってこと」
学年を見ても、一人一人を見ても、成長が伺えます。自分の周りの人、相手のこと、小さな人のことを考え行動できることは、より成長した証です。
これまでを振り返り、4月から学年が上がることを見据えて、今、この第4ステージで何をがんばるかを自覚し、1月、2月、3月、学年のまとめとなる日々をがんばらせたいと考えています。
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