イタリア料理店のシェフ、池田光寿さんを招いて「味覚の授業」を行いました。基本の味は、「しょっぱい」「すっぱい」「にがい」「あまい」の4つですが、これらにプラスして「うまみ」という新しい味があるということを教えていただきました。子どもたちは、池田さんが、野菜や肉を8時間かけて煮込んでつくったコンソメスープを味わい、「うまみ」を実感していました。
この授業を通して池田さんから、「食べ物にしっかり向き合い、舌だけではなく、目で見たり、食感を楽しんだり、香りを嗅いだり体全体で食べ物をゆっくり味わいながら楽しんでおいしいものを見つけて欲しい。」というメッセージをいただきました。
子どもにとって今が、味を感じて吸収できる一番よい時期です。様々なものを食べて様々な味を知ることがとても大切です。ご家庭で晩ご飯を食べるとき、たまにはテレビは消して、食べ物をゆっくり味わってみてはいかがでしょうか。
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